ついにソ・ドンジュの復讐が本格的に動き出し、物語は一気に緊張感とスピードを増してきました。
『埋もれた心』第9話と第10話では、命を狙われながらも立ち上がったドンジュの怒りと執念、そして彼の出生にまつわる衝撃の真実が次々と明かされ、視聴者を震えさせる展開に。
さらに第10話では、自己最高視聴率を更新し、勢いはとどまるところを知りません。
この記事では、第9・10話の見どころをわかりやすく振り返るとともに、キャラクターの心情、伏線の意味、今後の展開予想まで深掘りしてご紹介します。

第9話 ついに始まったパク・ヒョンシクの復讐、怒涛の展開へ
『埋もれた心』第9話(3月21日放送)は、全国視聴率12.2%(ニールセン・コリア調べ)を記録し、同時間帯1位、さらに週を通して放送された全ミニシリーズの中でもトップの座を獲得しました。瞬間最高視聴率は13.2%まで跳ね上がり、ドラマの人気と注目度の高さを証明しています。
ソ・ドンジュ、いよいよ反撃開始
瀕死の危機を何度も乗り越えてきたソ・最大の謎はが、ついにヨム・ジャンソン(ホ・ジュノ)とホ・イルド(イ・ヘヨン)に向けて本格的な復讐の一手を打ち始めました。これまで彼の苦しみを見守ってきた視聴者にとって痛快かつ緊張感あふれる60分でしたー。
一方、ヨ・ウンナム(ホン・ファヨン)は、愛するドンジュを命の危機に追い込んだ黒幕がヨム・ジャンソンとホ・イルドだったと知り、衝撃を受けます。そして、自ら真実を知っていると告げてヨム・ジャンソンから逃れようとするも、ジャンソンは彼女までも排除しようと暗躍していました。
ホ・イルドの動揺と、ドンジュの逆襲
ドンジュは、自身を襲った管理者(ソン・ノジン)と格闘中にホ・イルドと遭遇。イルドもまたドンジュを殺すために現れますが、そこに現れた息子ホ・テユン(ユン・サンヒョン)の姿をみて一瞬立ち止まります。思いとどまったイルドは、最終的に持っていた注射器を管理者に刺しドンジュを助けます。
その後、ドンジュはイルドに向かって、「今日はなぜ僕を助けたんですか?」と問いつつ、「僕もあなたを二度助けた。海で、そして今ここで。殺さずに助けたんですよ」と静かに圧力をかけます。イルドにとっては、屈辱以外の何物でもありません。
ドンジュは管理者の口からジャンソンがウンナムを殺そうとしていることを知り、イルドの携帯を奪って彼女に連絡。
間一髪でウンナムの命を救います。さらに、ジャンソンが送り込んだヒットマンの携帯も入手し2つの携帯を駆使してジャンソンを追い詰めていきます。
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ドンジュはジャンソンに直接電話をかけ、「待っていろ、必ずすべて返す」と挑発。自らジャンソンのもとへ向かいさらなる一手を繰り出します。ジャンソンは怒りに任せて銃を手に取りますがドンジュはすでに“老人”(チェ・グァンイル)と接触しており、彼の力でジャンソンを抑え込む準備を整えていました。
老人はジャンソンに対して、スイスの秘密口座に眠る裏金20億ウォンをドンジュに管理させるよう圧力をかけ、完全に主導権はドンジュの手に。ジャンソンは銃を下ろすしかなく屈辱の敗北を喫します。
ドンジュは静かに宣言します。「あなたの命が、僕の復讐に値する時が来たら、その時は必ず殺します」
さらにドンジュはホ家に戻り、イルドに向かってこう言い放ちます。
「ホ会長は僕を殺そうとして失敗した殺人未遂犯。今後、その弱みを僕が利用させてもらいます」
復讐の始まりを高らかに告げたドンジュと、恐れと屈辱に揺れるホ・イルドの姿が交差しながら、第9話は幕を閉じました。

第10話 出生の秘密が明らかに…自己最高視聴率を更新!
SBS金土ドラマ『埋もれた心』が、第10話でついに自己最高視聴率を更新しました。3月22日に韓国で放送された第10話は、全国13.1%、首都圏13.0%という驚異的な数値を記録(ニールセン・コリア調べ)。瞬間最高視聴率は14.7%に達しました。
土曜ミニシリーズ、同時間帯、週間ドラマのすべてで1位を獲得し、圧倒的な存在感を見せつけました。
復讐の加速と、ついに明かされ始めた出生の謎
ソ・ドンジュ(パク・ヒョンシク)は、復讐の矛先をヨム・ジャンソン(ホ・ジュノ)とホ・イルド(イ・ヘヨン)に定めいよいよ全面戦争に突入します。「命の価値が僕の復讐に値する時に殺す」と宣言し、冷徹な態度で二人を追い詰めていきます。
まずはテサングループへの電撃復帰を果たし会長チャ・ガンチョン(ウ・ヒョン)の指示のもと、副会長ポストをチェ室長(キム・ミンサン)へ託す布石を打ちます。さらに、ガンチョンの隠し子チ・ソヌ(チャ・ウミン)の存在を切り札にしようとチ・ヨンス(ド・ジウォン)を訪ねますが、そこで偶然顔を合わせたのは、ホ・イルドの妻でありガンチョンの娘でもあるチャ・ドクヒ(キム・ジョンナン)。ドンジュの一手一手が、ホ・イルド夫妻に不安の種をまき散らしていきます。
「タンポポ資料」と復讐の罠
ドンジュは管理者(ソン・ノジン)やチョ・ヤンチュン(キム・ギム)をも巧みに使い、ジャンソンを締め上げます。彼らの口から漏れたのは、過去の国家安全企画部(安企部)が秘密裏に保管していた「タンポポ資料」の存在。それはジャンソンの過去を暴き得る致命的な弱点でした。
これらの動きが、実はドンジュによる緻密な“復讐の設計図”の一部だったと明かされ、視聴者は再び衝撃を受けます。実は、水に落ちたホ・イルドを助けた時点で、ドンジュの記憶はすでに戻っていたのです。彼は、殺されかけた相手を冷静に助け、その理由を問うイルドに「これから骨が折れるほど苦しむことになる」と不敵な笑みを浮かべるのでした。
血のつながり、そして真実の父の姿
復讐劇の裏で、ドンジュは自身のルーツに迫ります。管理者から「お前の父親を知っている」と告げられ、“ソンヒョン”という名前の手がかりを頼りに自らの父を探し始めるのです。
彼は亡き姉と自分が同じ父親を持つと思っていたものの、実際には血のつながりがなかったことが判明。そしてついに、過去の写真を手に入れます。その写真には、幼いドンジュを抱きしめる男の姿が――それはヨ・スンホ(チュ・サンウク)でした。
ピマダム(ソン・ジナ)はその写真を見て「この男があなたの実の父親だと思う」と語り、さらにドンジュがその写真をヨ・ウンナム(ホン・ファヨン)に見せた瞬間、彼女は「この人、私たちのお父さんよ」と衝撃の一言を口にします。
父親をめぐる真実が暴かれたその瞬間、ドンジュの表情は凍りつき、物語は次の局面へと動き出します。

ソ・ドンジュこそ真の隠し子なのか?視聴者の考察と推測
第9話と第10話を見終えて、いち視聴者として一言――面白すぎて、もう完全に『埋もれた心』にハマっています!
今回、何より衝撃だったのは、ソ・ドンジュ(パク・ヒョンシク)の記憶が、実はホ・イルド(イ・ヘヨン)を海から助けたときにはすでに戻っていたという事実。
つまり、彼は記憶が戻ったうえで、あえて敵を救ったのです。復讐の準備を水面下で着々と進めていたソ・ドンジュ…その冷静さと覚悟に鳥肌が立ちました。
そして、次に注目すべきは父の正体という新たな謎。ついに出生の秘密に一歩近づいたソ・ドンジュ。その実父と見られる人物(でも実際は違うと思います!)
――ヨ・スンホ役には、なんとチュ・サンウクが特別出演していました!実は第3話で少しだけ登場していたのですが、あの時はまさかこんな重要人物とは思わず…。今になって思い返すと、伏線だったのかと驚きを隠せません。
さらに私が強く気になっているのが、テサングループ会長チャ・ガンチョンの“隠し子”とされているチ・ソヌ(チャ・ウミン)の存在です。
ソ・ドンジュがチ・ソヌに真実を話したと思われるカフェのシーンで、ソヌが一人外へ出て、たばこに火をつけようとしたものの、吸わずに微笑んだあの不気味な笑顔…。ゾクッとしました。
そして、もう一つ気になるのが、チ・ソヌの母・チ・ヨンス(ド・ジウォン)の表情です。彼女が何かを知っているような、全てを計算しているような顔だったのがどうしても引っかかります。
もしかすると、本当の隠し子はチ・ソヌではなく、ソ・ドンジュなのでは――?
そう思えてしまうほど、登場人物たちの背景や演技に“仕掛け”を感じています。
この伏線がどう回収されていくのか、そして真実が明かされたとき、物語がどこまで加速するのか……次回が待ち遠しくて仕方ありません!
「埋もれた心」はどこで観られる?
『埋もれた心』は、現在 Disney+(ディズニープラス)で独占配信中です。
最新話まで見逃しなく視聴できるので、これから観始める方にもぴったりです。
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※初回登録時は、月額プラン・年額プランを選択できます。詳細はディズニー公式サイトをご確認ください。
ディズニープラスの配信情報まとめ
- 配信サービス:Disney+(ディズニープラス)
- 配信スケジュール:韓国放送後、毎週金・土の深夜に最新話が更新
- 字幕対応:日本語字幕あり
- 視聴形式:全話ストリーミング視聴(見逃しOK)
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