『その電話が鳴る時』魅力を完全解説・最新情報

韓国ドラマ

韓国ドラマの新たな話題作『その電話が鳴る時』が、Netflix独占配信で視聴者を魅了しています。本作は、政略結婚による仮面夫婦と謎の脅迫電話を軸に繰り広げられる、ロマンスとスリラーが融合したサスペンスドラマです。冷え切った夫婦関係に突然投げ込まれた一つの電話――その内容は二人の生活を揺るがすだけでなく、隠された真実を次々と引き出していきます。予測不能な展開と登場人物たちの心理戦が、視聴者を最後まで惹きつけて離しません。

スポンサーリンク(cocoon)

ドラマ概要

人気ウェブ小説を原作とした全12話構成の韓国ドラマで、政略結婚をテーマにしたロマンスとスリラーが融合したサスペンスストーリーが展開されます。3年間会話のない仮面夫婦の生活が一本の謎の脅迫電話によって一変する様子を描き、複雑な人間関係と予測不能な展開が視聴者を引き込みます。

ドラマと心を繋ぐ音楽:『その電話が鳴る時』OST「See The Light」の魅力とキャスト・あらすじ解説

『その電話が鳴る時』は、感動的な音楽と緊張感あふれるストーリーが魅力的なドラマです。この記事では、特に印象的なOST「See The Light」やキャスト、あらすじ、相関図、ロケ地に関する情報をご紹介しました。もっと詳しくドラマを深堀りしたい方は、以下のリンクから各回の詳細なあらすじやキャスト情報、ロケ地などを含む完全ガイドをご覧いただけます。

  • 詳細なあらすじやキャスト、相関図、ロケ地などについてはこちらの記事でチェック!

このリンクを通じて、ドラマ『その電話が鳴る時』をさらに楽しんでいただける内容が満載です。

毎週更新!『その電話が鳴る時』最新話の注目シーンと感想まとめ

出典:ネットフリックス

最終話レビュー ~愛と葛藤の果てに~

いよいよ最終話を迎えた「その電話が鳴る時」。第11話でサオン(ペク・ジャンホの息子)の衝撃的な真実が明らかになり、全ての謎が解けたかと思いきや、さらなる展開が待ち受けていました。視聴者の期待を裏切らないどころか、最後の最後まで驚きの連続。ここでは最終話の見どころや感動のシーンを振り返ります。


ペク家の悲劇的な真実

物語の根幹にあるのは、ペク・ジャンホが引き起こした事件の数々。幼い頃のサオンを湖に沈めようとしたことや、地下室に閉じ込めて「秘密」にしようとしたことが悲劇の連鎖を生み出しました。さらに、その行為を目撃したヒジュの弟を交通事故に見せかけて口封じするなど、ペク家の闇が深すぎる展開に。

第11話で、サオンが真実を知り涙を流す姿が印象的でしたが、最終話ではその後の彼の選択が描かれます。サオンは父から受け継いだ財産を全て寄付し、報道官の職も辞め、完全に過去を断ち切ろうとします。一方、サオンを必死で探し続けるヒジュの姿が切なくも力強い。

アルガンでの再会と愛の試練

ヒジュとサオンの再会シーンでは、愛の試練が炸裂!サオンが「君から罰を受けている。目の前にいるのに抱きしめたくてたまらないのに耐えるしかない」と言い放つシーンでは、思わず「耐えて!サオン!ここが男の見せどころだ!」と応援したくなる展開。

しかし、ヒジュの一言「私はもう我慢しない」で状況は一変。ヒジュがサオンを引き寄せて熱いキスを始めた瞬間、サオンも男の理性を全力で奮い立たせ……るどころか、10秒も耐えられずにキス返し!あっという間に愛の嵐が巻き起こりました(笑)。視聴者としては、「耐える宣言どこ行った!?」とツッコミつつも、2人の熱い展開に目が離せません。

そして、場面はしっかり濃厚なベッドシーンへ。これがまた結構長い!後半部分は2人が互いの感情をぶつけ合うキスシーンの連続で、「何回キスするんだよ!」と羨望半分、ツッコミ半分の気持ちに。もう「この撮影、演技指導じゃなくて自然じゃない?」と思わせるくらいの濃厚さでした。

ハッピーエンドへの急展開

サオンは名前を「ペク・ユヨン」と改名し、ヒジュと二度目の結婚式を挙げます。ヒジュの実家を訪れると、かつて毒親だった母が彼女の幸せを応援するようになり、姉との関係も修復。全てが良い方向に進み、ハッピーエンドを迎えました。

しかし物語はここで終わりません。ラスト数分で、ユヨンが拉致された韓国人の交渉人として政府から派遣されるシーンが描かれます。サングラスにスーツ姿で電話越しに淡々と話すユヨンの姿が最高にクールで、「惚れる!」と感じた方も多いのではないでしょうか。最後まで「406」の番号とのやり取りが残る演出には感動させられました。


ペク家の悲劇に思うこと

本作のテーマの一つは「隠すことが生む悲劇」。幼いサオンを地下室に閉じ込め、世間から隔離したペク家の決断は、多くの人々を巻き込む大きな悲劇を生みました。ペク・ジャンホもまた、愛情のつもりで行った行為が、息子や周囲を不幸にしてしまう結果に。適切な支援や治療があれば、違う未来があったのではと考えさせられる内容でした。

「その電話が鳴る時」は、衝撃の展開と深いテーマ、そして登場人物たちの繊細な感情描写が見事に絡み合った作品でした。最終話を迎えた今でも、余韻に浸る日々が続きそうです。視聴者それぞれにとって、この物語の結末はどのように映ったのでしょうか?

出典:ネットフリックス

11話

銃声が響き渡る中、ヒジュの顔がアップになり、サオンの「ヒジュ!」と叫ぶ声が響き渡る。ラスト6分33秒、過去の場面と現在の場面がシンクロし始める――。ただ、決定的に違うのは、ヒジュがいない場面だった過去が、逆転し、サオンがいない部屋で一人佇むヒジュの現在へと切り替わる点だ。

場面は2人の会話シーンへ。
サオン:「俺と結婚して幸せか?それとも嫌か?嫌でないなら、少しずつ俺を知っていかないか?」
サオンの問いかけにうなずくヒジュ。その後、突然ヒジュが口を開く。
ヒジュ:「幸せです。好きです。」
予想外のヒジュの告白に驚くサオン。ヒジュは「ずっと昔から、子供の頃から好きだった」と続けるが、それは心の中に隠していた思いを正直に語るべきだったという後悔の告白でもあった。同じように、サオンもヒジュが行方不明になった時に同じ後悔の念を抱いていたのだ。

次の場面は、2人でクリスマスを過ごすシーン。互いに幸せそうな表情を浮かべ、穏やかな時間を過ごしている。やっと本当の幸せを掴んだのかと思いきや、徐々にその幸せの場面が一つずつ消え始め、現実の世界へと引き戻される。そこに映るのは、真っ暗な部屋でソファに座るヒジュの姿。

そして、いきなりヒジュの心の声が流れる。
ヒジュ:(遅いよね。彼が去ってから後悔するなんて。)

――なんと!サオンが突然ヒジュの元を去っていたのだ。このシーンは、このドラマの核心ともいえる重要な場面となる。

場面は一転、車の中にヒジュを残し、銃を構える本物のペク・サオンの前に立つサオンへ。まるで鏡の中の自分を見ているかのような構図で、本物のペク・サオンがサオンの耳元で何かを囁く。すると、サオンは涙を流し、悲しげな表情でヒジュを見つめる。一体何を聞いたのか。そして、ヒジュの元を去らなければならなかった理由とは何だったのか――。

この謎を追う展開により、視聴者の関心は一層高まっている。

さらに、第11話では物語の根幹を揺るがす真実が明らかになる。サオンの母、シム・ギュジンが、湖に沈められたペク・ジャンホを長年恨み続け、病院のベッドに横たわる彼を殺害したこと。そしてペク・ジャンホが実はサオンの実父であったことが判明するのだ。この衝撃的な事実により、物語の大きなピースがはまり始めたと思いきや……。

「これが全ての謎の答えだ」と思った矢先、さらなる真実が隠されていることが明らかになる。この先どうなるのか――期待は最高潮に達し、視聴者を次の第12話へと引き込む。

出典:ネットフリックス

10話

第10話は、このドラマの全貌が明らかになる非常に重要な回でした。この回を見逃してしまったら、物語の核心を理解できなくなるかもしれません。それほど見どころ満載の内容です!

物語は、後半でヒジュが本物のペク・サオンに再び拉致されるところから始まります。ヒジュはサオンに対してこう言います。

「心配するな。私が今すぐに助けに行く」
それに対しヒジュは、
「来ないで。言ったでしょ、一度だけでもいいからあなたを守りたいの。これだけは覚えていて。私はあなたをすごく愛してるって。愛してる。」

そう言い残し、ヒジュは車のアクセルを踏み込み、本物のペク・サオンとともに車ごと崖から転落してしまいます。その後、捜索が始まりますが、ヒジュの行方は分からないまま。この事件は大々的に報道され、ペク報道官が記者会見を開くことになります。この記者会見は、視聴者の胸を強く打つものでした。

ペク報道官の記者会見

憔悴しきったペク報道官が深々とお辞儀をして話し始めます。

「国民の皆さんにお話があります。長い間隠してきたことがあります。私はペク候補の息子ではありません。ペク・ジャンホ総裁の孫でもありません。ペク・ウィヨンの息子サオンというのも全てウソです。真実だと言えるのは1つだけです。私が、一人の女性の夫という事だけです。

私の妻は2日前の20日、私を脅迫してきた犯人に拉致されました。警察は捜査中ですが、妻の行方はいまだ分かりません。これについては報道官としてではなく、彼女の夫としてお願い申し上げます。お力添え賜りたく会見を開きました。」

ここでヒジュの写真が画面に映し出されます。

「私の妻の名前はホン・ヒジュ。年齢は28歳、身長167cmです。」
この発言により、会場がざわつきます。

「事件当時は黒のスーツに黒のパンプスを着用し、長い髪が特徴です。彼女は大統領室専属の手話通訳士です。今度がないなんて思ってもみませんでした。どうかお願いします。妻を目撃した方は今すぐ情報提供を。妻が無事に生還できるよう、皆様のご協力をお願い致します。」

ペク報道官のこの記者会見は非常に感動的でした。すべてを公にした彼の言葉に、視聴者も心を動かされたことでしょう。この会見が今後どのような展開につながっていくのか、そしてヒジュと本物のペク・サオンの行方はどうなるのか。ラスト2話が待ち遠しくて仕方ありません!

真相が次々と明らかに

また、パク行政官が双子の兄を殺した犯人がサオンだと思い込み復讐を考えていたことが覆される展開もありました。ペク・ジャンホ総裁が湖に沈めるシーンがたびたび登場していましたが、真の殺人鬼は本物のペク・サオンだったのです。第9話のペク・ジャンホ総裁の会話が伏線となっており、児童園の子どもたちの失踪事件もペク・サオンの仕業だったことが判明します。

さらに、ヒジュやイナ、そして亡くなった弟の交通事故も、本物のペク・サオンが弟の口封じのために意図的に引き起こしたものであることが明らかになりました。これで物語の多くの謎が解け、視聴者としてはスッキリした気持ちになると同時に、残りの2話に大いなる期待を寄せる展開です。

第10話の胸キュンシーン

第10話の最大の胸キュン場面は、ヒジュとサオンの家での出来事です。サオンが帰宅すると、家中にキャンドルが置かれており、ヒジュが結婚契約書をサオンに渡します。

「重要なのは3つだけ。1、夫から離婚は要求できない。2、いかなる場合も離婚はできない。3、私たちが夫婦であることを積極的に知らしめる。1つでも違反した場合、違約金20億ウォン。」

サオンは驚きながら、
「今、何を?」

ヒジュは続けます。
「今はあの言葉の意味が分かる。ずっと前、正確にいつの話しか分からないけど、3年以上前なのは確かよ。結婚式前日に親子鑑定書を送ったのはあなたね。代打じゃなかった。あなたの妻は最初から私だった。すべてが終わったら、私と結婚してくれる?」

これに対しサオンは、
「いいや、すべてが終わったら私がプロポーズする。」

ここで熱いキスシーンが描かれ、視聴者の心を掴みます。そしてエピソードの終盤、サオンはヒジュにこう語ります。

「生まれた理由をいつも考えてた。他人の人生を矯正されるのになぜ生まれたんだろうと。でも答えが見つかった。なぜ生まれたのか、なぜペク・サオンとして生きるのか。その理由…君に会うためだ。」

そう言ってヒジュを強く抱きしめるシーンは、感動的で胸が締め付けられるような場面でした。

出典:ネットフリックス

第9話

8話の爆発炎上の場面から9話はヒジュとホン・イナとの会話の場面からスタートしました。この9話はこのドラマの核心触れる内容が盛りだくさんでしたが、この9話は交わした会話の内容が大きなポイントだったと思います。

まず冒頭のヒジュとホン・イナの会話に注目です。

ホン・イナがサオンのDNA鑑定結果でペク・ウィヨンとシム・ギュジンの親子でない事を伝えるところです。

ホン・イナ:「ヒジュにはもう傷ついてほしくない母親に命じられて代打結婚したんでしょ。ペク家が欺いていたなら別れていいのよ」

ヒジュはずっと黙っている

ホン・イナ:「あの家の秘密を探るわ」そう言う姉にとうとう自分自身の言葉で気持ちを伝えるヒジュ

ヒジュ:「私の選択よ。お姉さんの代打でもなく仕方なく結婚したわけではない。私がペク・サオンを選択したの。それに彼だけじゃなく私も嘘をついていた。話せないふりをしたわ」

ホン・イナ:「そういう声なんだ。きれいね。実はあなたの呼ぶ姉さんと言う声が私は好きだった。継母は憎かったし妹が出来て戸惑ったけど姉さん!姉さん!かわいい声で呼んでくれる妹ができたうれしかったわ」

8話まで突然現れたホン・イナはヒジュにとって驚異となるのか味方となるのかわからなかったのですが、ホン・イナは心の底からヒジュを心配していた義姉だったのですね。やあ~、私も安心しました。ヒジュは幼少の頃から誰一人として味方になってくれる家族がいないと思っていたのでこの会話は意外でしたわ。

この2人の関係はスッキリとしましたが、逆にとても疑問に残る会話があったのを覚えていますか。

まずはペクサオンが爆破炎上に巻き込まれてペクサオン取れないヒジュが心配のあまり夜遅くペク家に乗り込んで行く場面。そこでヒジュはいきなり言葉を発し驚く2人。そこでヒジュはペク・ジャンホ総裁は孫を溺愛していたのになぜ15歳まで世間に隠していたのかを問いただす実の孫を表舞台に出せないから偽物を立てたのかと。今ここで彼がいなくなったら二人が困るのでは?そういってペクサオンの消息を調べるように訴える。

その後です。2人の家から立ち去ろうとしていたヒジュを呼び止めたのがペク家の執事ミン室長。

ペク代表は極秘で目の手術をうけていてそれ以来目の色は左右とも同じだと。報道官がペク家に来たときはおびえた野良猫の様だったこと心から笑う姿を観たことがなかったこと本当に気の毒で胸が痛んだとそうヒジュに話した。

この真相は目の手術をして治って戻ってきたそれこそが入れ替わったペクサオンなんですね。

そして次に核心の部分です。ペク・ジャンホ総裁が子供を湖に沈める様子を見ていたペクサオンに話した内容です。

生れた時から怪物のような者もいる。あいつは運が悪い。私の家に生まれたからな。最初は金魚や猫で次は小さい子供を狙った。増えるのは死体を入れる黒い鞄だけだっただがもう大丈夫だ。あいつには鞄に入ってもらうこれで私の孫の座が空いたからあたしが自由に連れてくればよいい坊や だからお前に名前をつけなかったんだ。

この内容を改めてよ~く聞くと・・・。本物のペクサオンは「サイコパス」なのか・・。

9話はそんな怖いブルブルの内容だけじゃなくペクサオンとヒジュの2人関係が更に深まりラブラブ急加速中です。

倒れていたペクサオンと釣具店の店主を助けたチ・サンウは自分の父親が経営している院J&Pソウル病院に入院させていた。連絡を受けたヒジュが病院に駆けつけベッドに横たわるペクサオン。見守るヒジュ。そして気が付いたペクサオンに「目が覚めた?」そう言ってから先生を呼びに行こうとするヒジュの腕をつかむペクサオン。 これって7話のが逆バージョンで完全にこの部分がシンクロしていましたね。

そして、ヒジュは事件に巻き込まれたペクサオンを脅迫犯と共謀して脅し苦しめた事への罪悪感とこれ以上ペクサオンに危険が及ぶことが無いよう406として使用していた携帯電話を持って警察に全てを話そうと警察署へ。

そこへペクサオンが登場。

ヒジュ「なぜうそをつくの?偽物のペクサオンとしっているよ。本物のサオンが誰なのかも。あなたは私よりはるかにひどいウソを長い間ついてきた私は何も知らずあなたの破滅を祈ってヤツと共謀しあなたを脅して苦しめた。ヤツが何をするか分からないわ。ほっとけない」

サオン「ヒジュ・・・」

ヒジュ:「一度くらい・・あなたを守りたい。もう苦しまないよう・・傷つかないように」

サオン:「いいか 私といたら君も危険かもしれない。それでも君を離したくないんだ。分からないか?君がいたからこそ私は生きてこれた。」

ここで抱き合う

サオン:「君の知っているサオンでなくてもいいか?

ヒジュ:「あなたも同じように話せない私も話せる私も406の私も全て受け入れてくれた。本当にあなたに気づいた・・・。気づくのが遅くなってごめんなさい」

ここでまた2人強く抱きしめあう

素晴らしい~。感動的な場面でしたが、この一連の熱い抱擁と会話を警察署の入り口で繰り広げられていました。実際できたらすっごい勇気です。

そして9話後半ではペク・ジャンホが黒の鞄を釣具店の店主に私「始末しろ」と命じている場面。しかし黒い鞄に入っていた本物のペクサオンが息をしている事を知り更に記憶も失っているサオンを助けたという事。そしてこの事件には本物のペクサオンが関係している事がここで明らかになります。

そしてシニル愛育園の失踪事件で失踪自動に双子がいたことがわかり今まで失踪者には家族がいなかったため事件が難航していたが双子の兄弟の1人が失踪したことにより双子の1人を見つけることによってペクサオンが調べている事件の証言が得られることがわかります。

そして、サオンは釣具店の店主に教えてもらった本物のペクサオンに合うためイェドン面シンジョク山へ向かいます。

一方サオンはパク行政官に頼みヒジュを車で自宅まで送るよう頼んでいた。

が、イェドン面シンジョク山についたサオンのところへ双子の身元がわかったと連絡が入り送られた資料をみて驚く・・・。そこに書いてあった名前は

車の後部座席で眠るヒジュ・・・。その運転席から降りるパク行政官。双子の1人がパク行政官だったとは・・・。

10話に続きます。

音楽と演出の変化

後半のシリアスな展開に合わせて、バックで流れる音楽も変化しています。特に第9話・第10話で頻繁に流れるOST「I Feel It Now」は、物語に一層の深みを与え、視聴者の心に強く響く名曲です。

ラスト2話への期待が高まる中、第10話はこのドラマの転機となる、忘れられない回となりました。

出典:ネットフリックス

第7話~感情爆発の展開

第7話の冒頭、崖から落とされたヒジュをペク・サオンが必死に探し、やっとの思いで見つけ出します。その瞬間、ヒジュの心の声が流れるんです。

ヒジュ:「そうよね。私にはあなたがいる。みんなに無視された私をあなたは見てくれた。恐怖で動けない私のもとに駆けつけてくれた。私が何も言わなくても助けて!と呼ばなくてもあなただけは気づいてくれた。なのになぜ言えなかったんだろう。わたしもあなたの事が・・・」

そして場面が病院に切り替わり、目を覚ましたヒジュを心配そうに見守るサオン。

ペク・サオン:「ヒジュ、大丈夫か?見える?医者を呼んでくる」
すると、ヒジュはサオンの手をしっかりと掴み、

ヒジュ:「行かないで」そしてもう一度「行かないで」と言います。

これまで自らの意志で言葉を発することのなかったヒジュが初めて自分の思いを伝えた瞬間です。サオンもそれを受け止めます。
ペク・サオン:「わかった、行かない。どこにも行かない。わかった、大丈夫だ。安心しろ」

この冒頭シーン、感動の波が一気に押し寄せてきます。さらに流れるOST「See The Light」(歌:임현식/イム・ヒョンシク)がこの場面を引き立て、涙腺崩壊…。

2人の過去には大きな事件が関わっていることが少しずつ明らかになってきます。幼少期のフラッシュバック映像が随所に入るものの、核心部分はまだ謎のまま。しかし、この第7話と第8話で物語は核心に迫り、ますます目が離せなくなります。

まず、ヒジュを崖から突き落とした犯人探しが始まりますが、サオンはその狙いが自分に向けられていたことを確信。一方でサオンの父は、この事件を政治利用し大統領選出馬の支持を集めます。これが父子関係のさらなる亀裂を生むきっかけとなります。サオンと父の対立は今後どうなるのか目が離せません。

注目すべきシーンのひとつが、ヒジュの母親キム・ヨニと失踪していた姉・ホン・イナの会話です。イナのもとに結婚式前日に届いた「ペク・サオンは実の息子ではない」というDNA検査結果。この書類を送ったのは母親だとずっと思っていたイナですが、母親との会話でそれが違うことが判明。さらに、イナは「ヒジュの邪魔はしない。助けたい」と語りますが、果たして彼女はヒジュの味方なのか敵なのか…。イナの今後の行動が気になりますね。

そして7話の最大の見どころは、ヒジュがサオンに「406の脅迫電話をかけていたのは私」と告白する場面です。サオンはその事実をすでに知っていましたが、2人の関係性が大きく変化する重要な瞬間です。

病院から場面が遊園地に変わり、幼い頃の思い出の場所で2人が向き合います。
ヒジュ:「いつから…それより…知りながら私を…」と問い詰めるヒジュに、サオンはこう答えます。
サオン:「君を?」
ヒジュ:「憎まなかったの?」
サオン:「教えてくれー君をどうすれば憎めるのか。君を愛さずに済む方法をー」 

一度でもいいから言われてみたい!君を愛さずに済む方法~💘

そして熱いキスシーン!長い、長すぎる!第7話は、感情のピークが何度も訪れる濃厚な回でした。サオンの言葉や行動に胸を打たれ、ヒジュの過去や姉・イナの動きが今後の展開への期待感をさらに高めます。このドラマ、ますます目が離せませんね!

第8話

出典:ネットフリックス

そして、注目の第8話。
ヒジュがサオンの作ったキムチチャーハンを食べながら、結婚してからの3年間、お互いに胸の内を語り合うシーンが描かれます。そして、406としてヒジュが使用していた携帯電話について、サオンが「2人だけの秘密のものにする」と言い、警察には引き渡さないことを決断。この時、サオンが重要な一言を口にします。「共犯者は私たちの近くにいる。正体がわかるまで慎重に動かないと」

この「共犯者が近くにいる」という言葉こそ、このドラマの大きなキーワード!第8話を観終わった後には、視聴者も「あの人が怪しいかも」と何かしらの疑念を抱くはずです。実際、私も“ある人物”にたどり着いてしまいました……!

さらに緊迫感を増すのは、サオンと父ペク・ウィヨンの会見内容の矛盾。記者たちの質問攻めにあう父親のもとに、葬祭用の花輪が届きます。その花輪には「ペク・ジャンホの孫、ウィヨンの息子」「サオンの所業を知っている」といった意味深なメッセージが……。このメッセージを見た父親の表情が一気に硬直するシーンは圧巻です。

そして、ヒジュを脅していた脅迫犯の特徴――「オッドアイ」の情報がニュースで流れる場面も重要です。その映像をサオンの両親が見る際、特に母親の表情が不穏さを漂わせます。さらに衝撃的な回想シーンでは、幼いサオンが地下室に閉じ込められ、母親がこう告げるのです。「監禁ではない。私はあなたを守っている」。この母親の言葉が、後にサオンの複雑な性格や行動を象徴しているのかもしれません。

物語はさらに加速します。サオンと父ペク・ウィヨンが「家族円満」を装うためにテレビ局のインタビューに応じるシーン。ここでシム・ギュジンがカメラに向かい、「サオン 覚えている?私がいつも言っていた言葉を。今もあなたを守っている 守ってあげる」と語りかけます。このセリフが、幼少期の母親の言葉「これは監禁じゃない。あなたを守っている」とリンクするのです。まさか本当の脅迫犯はサオン自身!?でもなぜ?この謎めいた展開が、このドラマ最大の魅力。「わかったけど、まだわからない!」という感覚を視聴者に与えます。

そして、さらに混迷を深めるのがヒジュに送られてきた謎の動画。この動画が意味するものは一体何なのか?これまでの伏線がどこに繋がるのか、全く読めません。そして新たな謎の人物、釣具店の店主チョン・サンフンが登場。サオンに届けられたメッセージ「あいつは生きている」が、物語の緊張感を一気に高めます。

8話のクライマックスでは、船の上で子供を湖に沈めようとするシーン、そして釣具店を訪れるサオンが目撃する、店主の元から立ち上る煙と炎。なんとサオンが到着した瞬間、店主を救い出そうとしたその時に爆発が――!この壮絶なシーンに、視聴者の心は揺さぶられます。

果たしてサオンはどうなったのか?物語は次回、衝撃の第9話へと続きます――!

先週に記事記事 5話 6話 

出典:Netflix
出典:Netflix

冷え切った仮面夫婦の複雑な人間模様が描かれる『その電話が鳴る時』。5話と6話では、ついにペク・サオンとホン・ヒジュの関係が大きく動き始め、息をつく間もない展開が続きました。

ペク・サオンは、自分自身に脅迫電話をかけていた人物が、もしかしたらホン・ヒジュなのではないかという疑念を抱き始めます。そして、それが「確信」に変わる瞬間が描かれるのがこの2話です。ここでのサスペンスの緊張感は圧巻でしたが、それ以上に視聴者の心を揺さぶったのは、ペク・サオンがホン・ヒジュに対して「許し」「理解」の一歩を踏み出すシーン!

手話を通じてホン・ヒジュに心を伝えようとするペク・サオンが見せたのは、「裏切り」「ウソ」「怒り」「憎しみ」「誤解」「許し」という言葉が書かれた紙。それを手話で教えるように頼むシーンでは、彼の混乱と葛藤がありありと伝わってきます。そして、自分の中に抑えきれない感情が湧き上がり、その場を立ち去ったペク・サオン。彼が拾った紙には、ホン・ヒジュの本当の気持ちを表す「本心」「関心」「理解」「愛情」の文字が書かれていたのです。これを見たペク・サオンの表情の変化!これまで冷徹だった彼が、ホン・ヒジュの本当の想いに気づき、「これからは応えてあげたい」と心を決めた瞬間――ここ、胸がぎゅっと締め付けられるほどの感動でした!

そして、そこからの急展開!報道官室の親睦会で、ペク・サオンがホン・ヒジュを独り占めしようとするシーンでは、それまでの冷たさが嘘のように、まるで別人のような優しい顔を見せます。そのギャップにキュンキュンが止まりません!まさにペク・サオンの新たな魅力が全開です。

ですが、その甘い時間も長くは続かない…。なんとホン・ヒジュが展望台から誰かに押され、崖に落ちてしまうという衝撃のラストシーン!必死に彼女を探すペク・サオンの姿は、これまでの冷徹なイメージを完全に覆し、彼がどれだけホン・ヒジュを大切に思っているのかを痛感させられました。果たしてホン・ヒジュの運命はどうなるのか?次回の7話が待ちきれません!!このドラマ、感情が揺さぶられっぱなしです!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました