初代四天王
韓国人気俳優の初代四天王と言うと、ペヨンジュン、チャンドンゴン、イビョンホン、ウォンビンの4人2004年前後から大流行しました。
そもそも四天王ってどういう意味か調べてみますと、
仏教観における須弥山・中腹に在る四天王天の四方にて仏法僧を守護している四神(東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天)四大王(しだいおう)とも言うそうです。そして比喩の用法としてある分野で有力な4人の人物を「四天王」と表現しているそうです。
「韓国ドラマ」ファンを獲得し日本経済・韓国経済に大きな影響を与えてきた「初代四天王」この四天王が主演のドラマには今では大人気となり数々の主演ドラマで活躍している俳優さんがたくさんいることを知っていますか?
今回は「イ・ビョンホン」を語りながら人気前の「韓流スター」を当時の貴重な写真と一緒に紹介します。
イ・ビョンホン
前回はいかにヨン様が凄かったかをお話ししましたが初代四天王「イ・ビョンホン」も当時ヨン様に負けないくらい凄い人気でした。今ではハリウッド映画にも出演するなど世界的スターとなっています
- 名 前: イ・ビョンホン (Lee Byung Hun)
- ハングル表記: 이병헌
- 生年月日: 1970年 7月 12日(52歳)
- 身長/体重: 177cm, 68kg
- カテゴリ: 俳優、タレント
- デビュー: 1991年KBS公開採用14期
- 学 歴: 漢陽大学仏語仏文学科、中央大学新聞放送学科大学院
美しき日々で日本デビュー
「美しき日々」2003年9月~2004年3月までNHK衛星第2で放送
地上波では2004年10月~2005年4月までNHK総合で放送 全24話 最高視聴率36.3%。
私も「チェ・ジウ」と共演したこの韓国ドラマがきっかけで「イ・ビョンホン」の大ファンにいなりました。頭の中が「お花畑」でした。世の中にこんなにカッコいい人が実在するなんて信じられない!と。
このドラマの最大の魅力は、現実ではありえない「おとぎ話の世界」。
孤児院出身の「キム・ヨンス」役の「チェ・ジゥ」がレコード会社の御曹司の「イ・ミンチョル」役「イ・ビョンホン」と異母兄弟の「イ・ソンジェ」役「リュ・シウォン」性格の全く違う2人の男性に同時に愛され苦悩するその姿・・・羨ましい限りです。世の中の女性が一度でもいいから経験してみたいシチュエーションが満載。
クールでどこか陰のある「ミンチョル」役を見事に演じきった「イ・ビョンホン」はこの「美しき日々」でヨン様の次の韓流スターとして堂々日本デビューを果たしました。
「イ・ジョンヒョン」当時24歳。このドラマのキーポイント「キム・セナ」役「ヨンス」と孤児院で姉妹のように育ち破天荒な「セナ」がさらに3人の中を複雑にさせドラマを盛り上げます。このドラマの挿入歌でもある「Heaven」で人気スターになる設定でしたが、そのドラマ通り2004年末「NHK紅白歌合戦」に日本デビューわずかで出場しました。ドラマさながらで当時興奮してしまいました。
「リュ・シウォン」当時32歳。医学生から作曲家と実年齢より若い設定の役どころですが全く違和感なく若々しかったですね。実年齢は「イ・ビョンホン」と1歳差なんですけどね。ドラマ挿入歌「約束」も大ヒット。日本では「桜」でシングルデビュー。歌手活動・ドラマ主演と人気急上昇。残念な事にプライベートで泥沼離婚騒動に発展し芸能活動が休止状態に追い込まれてしまいます。その後再婚し復活。今後の活躍期待しています。
「シン・ミナ」当時20歳 モデル出身 このドラマで「イ・ビョンホン」の妹役「イ・ミンジ」で女優デビュー。まだまだ頬もふっくらしてあどけなさもあり、演技力もぎこちなく未熟な感じ。それから18年後。なんと「私たちのブルース」で「イ・ビョンホン」の恋人役として共演。見違えるような美しさと演技にも磨きがかかり素敵な女優さんになりました。「イ・ビョンホン」と再会しどんな会話をしたのでしょうか。気になります。
ドラマ後半は「ミンチョル」と別れてからの「ヨンス」の病気。それを必死に隠す「ヨンス」この場面が視聴者をヤキモキしてしまうのですが「冬のソナタ」で人気になった「韓国ドラマ」は「主人公が不治の病に侵される」「お涙頂戴ドラマ」「古臭く現実ではありえないストーリー」この3点セットがお茶の間のおばさま方に大うけし「韓国ドラマ」が大ヒットしていきました「涙の女王」「チェ・ジウ」が泣くとテレビを見ているおばさま方も一緒に泣いていました。
まだまだ続く「イ・ビョンホン」とドラマで共演し人気「韓流スターたち」
オールインで 四天王入り確定
「美しき日々」の後に放送された「オールイン」でその人気をさらに拡大していきました。
NHKBS2で2004年4月~毎週木曜日。 NHK総合では2005年4月~毎週土曜日からスタート 全24話 平均視聴率33.7%。放送中最高視聴率40% これまた大人気ドラマとなりました
「イ・ビョンホン」の勢いが止まらない時代黄金時代が到来しました。
オールインでは実在のギャンブラーを元にしたフィクション。そのせいかビョンホンは「美しき日々」の時とはヘアースタイルをガラリと変え短髪で前髪を上げイメージチェンジして日本のブラウン管に戻ってきました。
共演した大物スター
今知って驚くことがあります。「ミン・スヨン」の少女時代を演じた女優さんを知っていますか。
あの「ハン・ジミン」なんです「イ・サン」では「ソン・ソンヨン」役。最近のドラマではネットフリックスで放送「私たちのブルース」で「イ・ビョンホン」と共演。しかも驚くことは少女時代の「ハン・ジミン」と「ソン・ヘギョ」は実年齢は一緒なんです。撮影当時2人とも23歳。「ハン・ジミン」全く違和感なく少女時代演じてました。
そして今では押しも押されもしない大物韓国スター「チソン」当時28歳。 このドラマではイナの親友で最大のライバル。当時は「イ・ビョンホン」の圧倒的な存在感にその影は薄くこれ程のスターになるとは思いませんでした。どんな役柄でもこなし、特に「キールミー・ヒールミー」の多重人格の演技は最高でした。奥様の「イ・ボヨン」もその演技力に笑いが止まらなかったそうです。今後も活躍間違いなし。
そして「イナ」が刑務所で出会いその後ずっと仕事のパートナーとして大切な相方「ユ・チョング」役大物俳優「ホ・ジュノ」。「ホ・ジュノ」と言えば韓国歴史時代劇ドラマ「朱蒙」でチュモンの父、タムル軍の将軍役。そして同じく時代劇ドラマ「仮面の王イ・ソン」で辺首会首長、「テモク」役などに出演し現在でも数々のドラマで名脇役を演じ、当時も今も素晴らしい俳優です。
韓国名「ユミン」「草木優子」マイケルチャンの秘書役で出演をし「イ・ビョンホン」を誘惑するシーンが印象的でした。
「パク・ソルミ」カジノ協会会長の娘「ソ・ジニ」役として出演このドラマがきっかけで当時「チソン」と交際していました
そして忘れてはいけない大切なスターがいます。それが「吹き替え」で「イ・ビョンホン」の声を担当。俳優そして「男闘呼組」のメンバー。 高橋和也
「イ・ビョンホン」と「高橋和也」さんは完全にイコールで結びついてしまっているため初めて吹き替えなし字幕で「イ・ビョンホン」の生の声を聞いた時とてもびっくりしました。実際の声は意外と「太く低い」。この実際の「イ・ビョンホン」の声に慣れるまでイメージをすぐに変えられませんでした。そのくらい「高橋和也」さんの声は「イ・ビョンホン」のイメージにピッタリだったんです。今現在も「イ・ビョンホン」の吹き替えはもちろん「高橋和也」さんです。この方だけです。
韓国ドラマのスケールが凄い
もともと韓国ドラマは日本ドラマよりも3倍強制作費用がかかると言われていますが、「オールイン」はギャンブラーのドラマということもあり韓国ではロケ地がカジノのある「済州島」「イナ」がギャンブラーとなって海外で成功して戻ってくるまでのロケ地はアメリカ。カジノの本場「ラスベガス」
とこれだけでも制作費用凄いとわかるのに、ドラマの中ではカジノに「イナ」が向かうシーンに「ヘリコプター」を使用したり、現地エキストラの数も多く、一体何十億かかったのでしょうか。色々な資料を調べても「オールイン」の制作費用がわかりませんでした。
参考までに「イ・ビョンホン」が「オールイン」放送終了後久しぶりに日本の地上波に戻ってきたのは2010年3月~スタートした「アイリス」なんと韓国ドラマ地上波初・夜9時からの「ゴールデンタイム」この製作費が15億といわれています。
このドラマも日本とハンガリーで長期に渡ってロケをしています。ソウルに済州島ロケ凄いスケールですね。ちなみに日本のロケ地は秋田県でかなり話題になりました。その後「アイリスロケ地ツアー」でかなり人気スポットになりました。私も当時テレビでその様子をみましたが、「ビョンホン」やスタッフ・共演者が滞在したホテルで「ビョンホン」の部屋で使用した「バスローブ」サインや写真などいくつか展示してあったり「ビョンホン」のホテルでの様子などテレビで紹介されていました。
さすが大物スターですね。一般の人は使用したらチェックアウトと同時に即「クリーニング行き」なのにそのまま大事に保管して展示って、ちょっと本人知ったら気恥ずかしいと思いますが日本でどれだけの人気だったのかわかりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。現在では老若男女問わず多くの韓流ファンがいます。配信サービスでいろいろな「韓国ドラマ」が見放題。またブログなどで「韓国ドラマ」の情報をいつでも知ることが出来ますしかし、ここまで定着するまでのおよそ20年。今回は「イ・ビョンホン」が日本で大人気になったきっかけのドラマ2作品いついてのエピソードを交えながらか書きました。たった2作品プラスアルファについて書いただけですが、その作品の中だけでも現在「韓流スター」として活躍している俳優さんがこんなにもいます。今後も新旧四天王のドラマを紹介しながら当時は脇役でしたが今では大人気になっている「韓流スター」にスポットを当てながら書いていきたいと思います。
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