3月18日(土)BS12からスタート 土曜日昼2:00~4:00(2話連続放送) ※4月からは土曜日昼1:00~2:59になります。
現在は、ネットフリックスでも配信されています。
ストーリー
事故遭った父を救えなかったことで医師としての自信を失ったカン・シヨン(イ・セヨン)は、韓国を離れようとしていた。そんな時知人の頼みで矯正医官としてバイトすることになったシヨンは、そこの囚人服を着たチャ・ヨハン(チソン)と出会う。医師だったヨハンは3年前に患者を安楽死させた罪で服役していたのだった。医師として天才的な腕を持つヨハンの指示によって患者を救ったヨハンは、再び医師の道を歩むことを決意する。ハンセ病院のペインクリニック科のレジデントとして復帰したシヨンが、出所後に教授として白衣をまとったヨハンとの再会を果たす。2人がさまざまな難病に立ち向かう中、ヨハンの前に検事のソン・ソッキ(イ・ギュヒョン)が現れる。
引用元:BS12
痛みに寄り添う医師たちの成長と葛藤を描いたメディカルヒューマンドラマ。原作は久坂部羊の小説「神の手」は日本でドラマ化され「ました。「医師ヨハン」は2020年にCSチャンネルで放送されその後色々なところで観ることが出来るようになっています。まだ「医師ヨハン」を観ていない方・動画配信サービスに加入していない方・無料チャンネルで観たい方にぜひおすすめです。
メインキャスト
チャ・ヨハン(チソン)
殺人犯に問われ服役し、出所後ハンセ病院ペインクリニック教授に。
患者の苦痛を取り除くことを最優先に考えている。
カン・シヨン(イ・セヨン)
レジデント2年目。ある出来事が原因で病院を去ったがヨハンに出会ったことをきっかけに、再び医師として歩みだす。
イ・ユジュン(ファンヒ)
患者思いのフェロー。ヨハンの実力を認め影響を受けるようになる
ソン・ソッキ(イ・ギュホン)
尊厳死に反対する検事。3年前にヨハンを殺人罪で刑務所に送った
このドラマを観たのがかなり前の事で、韓国ドラマを次から次へと観ているとドラマの「題名」と「ストーリー」が「ちょっと待って・・・?」と思い出せずに「なんだっけ?」から始まり徐々に「あっ!そうそう」と思い出してくることがここのところ視聴しているドラマの数も増え、歳も増え(笑)すごく多くなってしまっていますが、このドラマは鮮明に内容を覚えています。「ヒューマンドラマ」「ドクタードラマ」の中ではトップクラスだと思っています。そしてほかの方のサイトを調べても「医師ヨハン」はやはり同じ意見が多かったです。
チソン
1977年2月27日 46歳 178cm デビュー22歳
チソンのドクター役で人気作は他にも2008年に日本で放送された「ニューハート」があります。当時チソン31歳。この時は三流大学出身の新人レジデント役で「医師・ヨハン」とは真逆の役柄でした。あれから15年経って46歳なのに・・・若いですし、どんどん素敵な俳優さんになっていくチソン。身体もかなり鍛えているので全く歳を感じません。きっとかなりの努力をしているに違いないと思います。
誰もが知っている韓国の大スター。
※チソンについては別サイトでも取り上げていますので是非一緒にご覧ください。👇
レジデントについて
難関医学部を卒業し「医師国家試験」に合格すると晴れて「医師」となれるのですが、医師免許取得して間もない医師は「研修医」と呼ばれています。この研修医のことを「レジデント」といいます。
日本のレジデント
「研修医」は初期臨床研修医2年・後期研修医2年の計4年間あり初期臨床研修医を「ジュニアレジデント」後期研修医を「シニアレジデント」といいます。「レジデント」4年間でいろいろな診療科を指導医の先生に厳しく指導してもらいながら研修を4年間まだまだま学び続けています。
韓国も当然同じだと思っていましたが、びっくり!国によってこの「レジデント」の定義が違います。
韓国のレジデント
そもそも韓国では医学部を卒業し「医師国家試験」に合格た段階では「一般医」。その後「専門医」になるために日本で言う「初期研修医」をインターンと呼び期間は1年間。その間に自分の専攻を決めて試験を受けます。試験の点数・医大での成績・国家試験の成績・インターン勤務時の成績のトータルで評価された後「専攻医」として日本の「後期研修医」期間の4年間をレジデントと呼んでいます。
ですから、「韓国ドクタードラマ」を観るときには日本とは違う事を知っておくのも必要だと思います。
まとめ
医師という職業は「花形の職業」として位置づけられているため「ドクタードラマ」は人気シリーズになります。ですが「医師」になるまでには幼い頃から周りの人が遊んでいる時間も勉強の時間。テレビを観る習慣もありません。青春の全てを「勉強」に使ったことでしょう。医学部に合格してもそこから6年間みっちり専門学・実習を経験し医師国家試験に合格してもそこから更に日本では4年間研修医として勉強をしなければいけません。大学までストレートに進んでも研修医が終わった時点で28歳。ですがこの年齢で研修医を終了する方は本当に少ないと思います。まず、医学部に現役で合格すること自体がチョー難しいです。
現役合格率・・・35% 医学部生のほとんどが浪人を経験している生徒さんという事になります。その大学生活も単位が取得できなければ留年です。本当に厳しい世界だという事をしらなければいけないですよね。
人の命を預かる職業としてこれだけの過程を積んできた「医師」と言う職業に着き日々患者さんのために仕事をしている先生方に心から敬意を払いたいと思います。
是非「医師・ヨハン」を観ると同じ気持ちになると思います。
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