朝の情報番組「ZIP」9月10日放送で現在の「お米」について放送されていました。
少しずつ新米の入荷が始まり「コメ不足」の解消に向けた動きも見えてきていますが、価格が例年の2倍と高騰しているところもあります。
お米が高騰している中、少しでも安く手に入れる方法を取材していました。
今月に入ってお店では新米の入荷が本格的に始まりお米不足は解消しつつあるようです。しかし在庫がある一方で
昨年は5キロ 1700円くらいだったお米が今年は3230円と昨年より2倍近くの価格になっています。
「高くても買わざるを得ない」と言う苦悩の声が多く聞かれました。こうした中、少しでもお米を安く購入する方法もあります。
お得裏ワザ 金券ショップ
都内の金券ショップではスーパーや精米店で利用できるお米券が販売されていました。
ある金券ショップでは 1枚440円相当 ➡ 430円で販売
例えばお米券10枚使用の場合
4400円相当のお米を4300円で買える ➡ 100円お得
現在お米券は少しずつ販売が伸びてきているようです。
産直サイトで定期購入
産地直送アプリ 「ポケットマルシェ」では契約期間中は価格が一定の「お米定期商品」の新規購入者数が前年比の約10倍と急増!そのため
お米定期便キャンペーンをスタート。対象期間中にお米定期便を新規に申し込むと送料500円オフのクーポンがプレゼントそれるそうです。
産地直送アプリ ➡ ポケットマルシェ
お米高騰も追い討ち お寿司
お米高騰はお寿司を扱うお店でも大きく影響を与えています。お魚も高騰しているため使用するネタを変えるなど店では様々な工夫をされているようです。
魚の仕入れ値が上がり加えてシャリの白米値上がり。しかし2年前とあるスーパーで店頭価格を値上げしたら途端に売れなくなってしまったため簡単に値上げすることはできないそうです。そこで高値の穴子に変わって需要が過ぎやすく仕入れられたうなぎにネタを変更し最安値をなんとか維持しているそうです。本当に厳しい状況の中価格維持のために大変な努力をされている状況ですね。
9月9日発表された帝国データバンクいよると先月の企業の倒産件数は746件8月としては過去10年で最多になったそうです。中でも飲食店が大幅に増加。東京商工リサーチ2024年上半期1月~6月までの間にすし店の倒産が深刻だそうです。
大手すしチェーンの取り組みが凄い
大手回転ずしチェーンくら寿司では輸入魚の仕入れ値が上昇。特にサーモンの仕入れ値が2~3倍になっているそうです。そこで輸入による高騰分を国産でどこまで吸収できるかを考えて円安の影響を受けづらい国産のネタ数を拡大。去年から各地域でとれた魚をその地域の店舗で販売する取り組みを始めたそうです。
更にはまちや真鯛など育てるときにコストを抑える工夫として「AI」を使って適量の餌を与えるため高騰する餌代を節約できたり人件費を抑えたりすることが可能になったそうです。
こうした取り組みで国産のコスト上昇を抑え結果 ➡ 種類拡大でき以前は30種類のネタだったのが現在では輸入より多い130種類まで増えたそうです。
まとめ
お米の高騰は、家庭だけでなく、飲食業界にも深刻な影響を与えていますが、金券ショップや産直アプリの活用など、少しでも負担を軽減するための方法が紹介されていました。また、寿司業界では、輸入魚の価格上昇に対応するための様々な工夫が行われており、国産魚の活用やAI技術によるコスト削減など、持続可能な取り組みが進んでいます。今後もこうした工夫を取り入れながら、消費者と業界が共に乗り越えていくことが求められていくのではないでしょうか。
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