韓国ドラマ 『エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち』 第3話を視聴しました。
法廷ドラマとしての緊張感と、人間の心の奥底にある複雑さが同時に押し寄せ、見終わった後もしばらく考え込んでしまう内容でした。
第3話あらすじ|元恋人同士が法廷で激突

第3話では、宅配ドライバーによる交通事故事件が描かれます。
一見単純な事故に見えますが、防犯カメラ映像には 「車と子供の接触が映っていないのに身体異常がある」 という不可解な点がありました。
さらに加害者は、知らずにウイスキー入りコーヒーを飲まされ 飲酒運転状態 になっていたという衝撃の事実が判明します。
- 被害者側弁護人:カン・ヒョミンの元恋人、ハン・ソンチャン
- 加害者側弁護人:ユン・ソクフン + カン・ヒョミン(ゆるりむ事務所)
法廷は、元恋人同士の因縁が絡む緊張の舞台となります。
ソクフンの冷徹な弁護戦略に震える視聴者
この回で最も印象的だったのは、ユン・ソクフンが被害者の母親を 徹底的に追い詰める法廷戦術。
勝つためには一切の情けを捨てる冷徹さに、思わず息を飲みました。
しかし、彼が放った言葉は視聴者の心に深く刺さります。
「沈みゆく船の先頭には立てません」
「私は処刑人になるつもりはありません」
この台詞からは、ソクフンが単なる冷血な弁護士ではなく、正義と人間らしさの狭間で揺れる人物 であることが見えてきます。
ユン・ソクフンの過去と心の傷
今回明かされたソクフンの過去は衝撃的でした。
- 妻の妊娠を隠して中絶させた過去
- 浮気疑惑
彼の冷徹な態度の裏には、深い傷と後悔が隠されていたのです。
この背景を知ることで、視聴者はソクフンを「冷酷なだけの弁護士」ではなく、「傷を抱えた人間」として見るようになります。
カン・ヒョミンとの価値観衝突と事務所内の権力争い
勝利のために手段を選ばないソクフンのやり方に、カン・ヒョミンが強く反発する場面も描かれました。
同じ事務所に所属しながら価値観の違いが明確になり、関係はますます悪化。
さらに、事務所内部でも 代表交代を巡る権力争い が激化。
創立パートナーのコ・スンチョルがソクフンに代表就任を打診するなど、政治的な駆け引きも展開されます。
韓国の弁護士資格と大手事務所勤務のリアル|日本との比較も
『エスクワイア』で描かれるような大手弁護士事務所で勤務することは、韓国では超エリートへの道ですが、その壁は非常に高いものです。
韓国の弁護士資格取得制度
- 3年制のロースクールを修了し、弁護士試験(合格率約50%)に合格する必要がある
- 試験には5年以内に5回までという受験制限があり、集中した努力が求められる
- 弁護士資格を得た後は、判事や検事になる道も選べる
日本の弁護士資格制度との比較
| 比較項目 | 韓国 | 日本 |
|---|---|---|
| 資格取得ルート | ロースクール修了+弁護士試験 | ロースクール修了または旧予備試験合格+司法試験+司法修習 |
| 試験合格率 | 約50% | 約25% |
| 受験回数制限 | 5年以内5回まで | なし |
| 試験内容 | 選択型・論述型+法曹倫理 | 選択型・記述式+面接・法律倫理 |
大手弁護士事務所への就職競争と待遇
- 韓国では就職競争率が 数十倍~100倍以上 と非常に激しい
- 初年度年収は800万円~2,000万円以上、トップ層は3,000万~5,000万円超えも
- 日本も五大・四大法律事務所は就職競争が激烈で、初年度から1,000万円超が標準的
- 両国ともに大手事務所勤務は「法曹界のエリート」としての社会的地位と高収入を意味する
弁護士の年収事情
| 国 | 平均年収 | 備考 |
|---|---|---|
| 韓国 | 約4,900万円(課税標準ベース)、中央値約980万円 | 上位10%に収入が集中し両極化が激しい |
| 日本 | 約2,462万円(弁護士会調査)、政府統計は約971万円 | 安定した高収入だが収入幅は幅広い |
SNSで話題沸騰|視聴者の反応まとめ
TwitterやInstagramでは、「#エスクワイア」「#ユンソクフン」などのハッシュタグで多くの感想が投稿されました。
- 「子役の演技が秀逸すぎて涙が出た」
- 「法廷バトルの緊張感がハンパない」
- 「ソクフンの心の傷が切なすぎる」
特に「複雑な気持ちになった」という感想が多く、正義のために人間らしさを犠牲にする怖さ に共感する声が目立ちました。
第3話の視聴率|自己最高を記録
- 首都圏視聴率:7.2%
- 全国視聴率:6.7%(シリーズ最高)
- 週末ドラマ視聴率ランキング 1位
数字面からも、この作品が視聴者の心を強くつかんでいることがうかがえます。
『エスクワイア』第3話が描いた重いテーマ
『エスクワイア』の魅力は、単純な勧善懲悪ではなく、傷を抱えた人間たちが正義と現実の間でもがく姿 にあります。
現実社会でも、成果を出すために人間らしさを犠牲にせざるを得ない瞬間があります。
ユン・ソクフンは、その葛藤を極端な形で体現しています。
第4話への期待ポイント
第3話を経て、次回の見どころは以下の通りです。
- ソクフンはこの先どう変わるのか
- ヒョミンとの関係は修復できるのか
- 事務所の権力争いの行方は?
このドラマが投げかける
「正義とは何か」「人間らしさとは何か」
という問いに、どんな答えを出してくれるのか――次回放送が待ちきれません。
💡 『エスクワイア』は法廷ドラマファンはもちろん、人間ドラマが好きな方にも強くおすすめの作品です。
※この記事は第3話の内容と韓国・日本の弁護士制度に関する最新情報を含みます。これから視聴予定の方はご注意ください。





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