こんにちは。韓国ドラマを愛してやまない女性ライターです。今回は、視聴者の間で「涙が止まらない」と話題沸騰中の『巫女と彦星』第10話について、同じく胸を痛めながら見守っている皆さんと、想いを共有したいと思います。
第10話 あらすじ:ギョヌを乗っ取った悪霊・ポンスとソンアの苦悩

第10話では、ついに悪霊・ポンスがギョヌ(チュ・ヨンウ)の体を完全に乗っ取ってしまうという、誰もが恐れていた展開が訪れました。あのやさしい眼差しの奥に、ギョヌではない誰かがいる…。その事実を突きつけられたパク・ソンア(チョ・イヒョン)の動揺や葛藤は、見ているこちらまで胸を締め付けます。
愛する人の姿をしているのに、中身は別人。これは単なるファンタジーの設定ではなく、愛とは何か、人間の存在とは何かを問われているように感じました。
それでもソンアは、ギョヌを救いたい一心で、ポンスに対しても優しく接するという選択をします。この決断、簡単なことではありませんよね。相手は憎むべき存在でありながら、その中に愛する人がいる…。その葛藤が痛いほど伝わってきました。
さらにポンス自身の「人間として愛されたい」という渇望も描かれ、単なる悪霊では済ませられない複雑な感情が生まれます。
街でいじめられていた少年・ボムを助け、友達を作ろうと奮闘する姿は、どこか不器用な子どもにも見えて、視聴者の心を揺さぶるのです。「本当は優しい心を持っているのでは…?」そんなふうに思ってしまう自分に、戸惑いを感じた方も多いのではないでしょうか。
心に残った感動シーン:トンチョン将軍の自己犠牲

この回で、もっとも涙を誘ったのは間違いなく、トンチョン将軍がヨムファの身代わりとして自らの命を差し出す場面です。
将軍の言葉には、守る者としての誇りと、愛する人への深い思いが込められていました。「あなたは生きてほしい」というメッセージは、命のやりとりの中にこそ、本当の愛があることを教えてくれます。
そして、ソンアが「お母様」ではなく「ママ」と泣き叫ぶシーン――。
あの一言に、子どもとしての弱さ、愛する存在を失いたくないという本能的な叫びが詰まっていて、画面のこちら側でも多くの人が嗚咽を漏らしたのではないでしょうか。
血のつながりだけでは語れない家族の絆が、この一言に集約されていたように思います。
女性目線での感想・共感ポイント

ポンスへの複雑な感情
正直に言って、ポンスに対して完全に「悪」と断罪できない自分がいます。
確かに彼の行動は危険で、他者を傷つけてもいます。だけど、「愛されたかった」「人間になりたかった」という願いを知ってしまうと、彼の哀しみや孤独に触れた気がして、心のどこかで同情してしまうのです。
これはきっと、相手の内側を見ようとする女性ならではの視点かもしれませんね。彼の優しさがほんの一瞬でも見えると、それが演技なのか本心なのか、見極めようとせずにはいられません。
ソンアの成長と強さ

ソンアの強さも、この回の大きな見どころでした。
愛する人を取り戻すため、ポンスにさえ優しさを向ける選択をしたソンア。彼女の中には恐怖や迷いもあるはずなのに、それを乗り越えて前に進もうとする姿に、私自身も励まされる気持ちになりました。
時に感情が暴走しそうになりながらも、それでも誰かのために戦おうとする――それが彼女の最大の魅力であり、多くの女性視聴者が共感するポイントなのだと思います。
視聴者の声に共感
SNS上でも、第10話は多くの反響がありました。中でも印象的だったのが、以下のような声です。
- 「ポンスの気持ちが分かる分、憎めない…つらい展開」
- 「ソンアもポンスもジホも、全員が苦しくて見ていて切ない」
- 「将軍の犠牲に涙。登場人物みんなに感情移入してしまった」
こうした感想を見ると、私だけじゃないんだと、心が少し軽くなる気がします。そして何より、このドラマが多くの人の心に深く刺さっているという証拠でもありますよね。
第10話の意義と今後への期待

この第10話は、ファンタジーという枠を超え、人間の心の奥底にある「欲望」「孤独」「赦し」など、繊細な感情を描いた回でした。
ポンスという存在を通して、「悪とは何か」「人は変われるのか」という問いを投げかけ、視聴者に考える余白を残してくれます。そしてソンアの選択が、その答えを模索する旅の一歩となっていることが感じられました。
この作品がここまで多くの女性視聴者の心を掴んで離さないのは、登場人物の感情に”嘘”がないからなのかもしれません。どのキャラクターも、自分の傷や想いを抱えながら、それでも前に進もうとしています。
まとめ:愛と犠牲、そして複雑な感情が交錯する第10話
『巫女と彦星』第10話は、愛とは何か、赦しとは何かを深く掘り下げた、心震えるエピソードでした。
ポンスの孤独な願い、ソンアの強さと優しさ、トンチョン将軍の崇高な犠牲――そのすべてが、美しくも切なく、観る者の心に深く刻まれる内容でした。
今後、ソンアはどんな選択をするのか。そしてギョヌとポンス、二人の魂はどうなってしまうのか。もう一瞬たりとも目が離せません。
このドラマは、ただのファンタジーでも恋愛物語でもなく、人間の内面を丁寧に描いた”魂のドラマ”。だからこそ私たちは、登場人物とともに泣き、共に苦しみ、そして希望を見出すのかもしれませんね。
※この記事は第10話の内容に基づいた感想・考察を含んでいます。未視聴の方はネタバレにご注意ください。




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