韓流ブームに学ぼう

韓国ドラマ

こんにちは蘭子です。

「韓国ドラマ」にはまり始め20年。現在でも毎日欠かさず「韓国ドラマ」を見続けています。

それにしても、令和の時代になっても「韓流ブーム」凄いですね。

本当に老若男女問わずそれこそ幅広い年代で「韓国ドラマ」だけではなく、「K-POP」

「韓国料理」「韓国コスメ」「韓国ファッション」・・・。もう~、凄いですよね。

若い子の韓国旅行はもちろん、韓国へ語学留学される方も多く大変驚いています。

そもそもこの「韓流ブーム」とは、2003年~から始まりました。当時を振り返ると、現在若い世代に広がっている「韓流ブーム」とはだいぶ違います。「アナログ」と「デジタル」ぐらいの違いはあると思います。

では、どこがそんなに違うのか私の奮闘生活を交えて書いていこうと思います。

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韓流ブームのはじまり

ペ・ヨンジュンがすごい

「韓流ブーム」と言えば絶対にこの方の名前を真っ先に言わないといけないでしょう。

2003年~2004年に放送された「冬のソナタ」がNHKで放送され、中年のおばさま方を中心に「韓流ブーム」が巻き起こりました。

その火付け役が「ヨン様」こと「ペ・ヨンジュン」「チェ・ジウ」でした。それにしても「ヨン様」人気は凄かったです。

今回は「ヨン様」について語りたいと思います。

当時NHKで深夜の時間帯で放送されていたにも関わらず、視聴率が凄かったです。

全20話だったのですが、平均視聴率23.1%。最高視聴率28.8%。

当時日本のドラマの視聴率が10.0%を切ってしまう中で、海外ドラマでしかも深夜の時間帯でこの視聴率ってどんだけ凄いことか。

そして視聴していたのが当時30代以降の女性が中心で、その中でも特に50代のおばさま方の主婦のおばちゃんが多かったのです。

2004年に来日した際には、成田空港に3500人ものファンが殺到し、空港の中はおばちゃん達でごった返して状態。

空港だけではなく、「ヨン様」が宿泊していたホテル前にも1000人ほどのおばちゃん達が「ヨン様」を一目見ようと押しかけ,怪我人も出たほどです。

この「ヨン様」ブームをきっかけに2004年以降、韓国ドラマが次から次へと放送されそれと同時に新たな韓国スターが日本中のおばさま方を更に虜にしていきました。

おばちゃんパワーがすごいパート1

2003年~の「韓流ブーム」は前にも書きましたが30代以降の女性の方がこのブームを作っていきました。

ですが、そのブームを作った本当の世代は50代主婦の「おばちゃん」達なのです。データーで調べてみても、その時代の「韓流ファン」の中で50代が占める割合が圧倒的に多かったのです。

この「50代 主婦 おばちゃん」この3つの要素がとても大事だったんです。「韓流ブーム」がこれだけ長く続き、広い世代にファンが広がっていったのも「おばちゃんパワー」の結果なんです。

なぜなら

若い世代は、やはり流行に流されやすい。移り気。飽きる。

これは、仕方のないこと。自分自身もそうでした。(一応、私のも若い頃ありましたから経験済み)その代わり情報発信力は凄いですよね。

50代の女性(特に主婦層)は、小子育ても一段落し、旦那様もまだまだ定年を迎えてはいない方が多く勤めに出ています。そして、お金にも余裕があり、自分の時間もあり、この世代はいろいろな経験もし、ある程度いろいろなことに目が肥えています。一旦、「いい!」と思ったらとことん追求します。そして大事なことは、移り気ではなんです。しぶといくらいくらいついて離れません。(笑)

日本の演歌歌手の長く愛されるのもやはり、おばちゃんのファンが多いからです。一途に応援し続けてくれるんです。ですから、「冬のソナタ」を観ていたおばちゃんは、完全に「韓国ドラマ」にしっかりはまり、以後ずっと愛され続けているんです。

おばちゃんパワーがすごいパート2

当時、私は30代。まだまだ子育て真っ最中。そんな中でこの50代を始め、時間にもお金にも余裕のあるおばちゃんと、戦わなければいけないことがあったんです、その当時は・・・。今ではとても考えられないことなんですが・・・。

まず、今のように「Amazon プライム」「Netflix」もない時代。「韓国ドラマ」を見るには、レンタルビデオ屋さんに行って借りるしかなかったんです。それも、最初は端っこに「韓国ドラマ」コーナーが少しあって、しかも「VHS」の分厚いビデオテープ。

で、古くなったビデオテープは「処分セール」で安く販売するんですよ。

それを狙って好きな「韓国ドラマ」のビデオテープ買うんですが、これがとにかく一つのビデオテープに2話。

全20話だったら10本。本棚に収まり切れず、子供の本棚に「美しき日々」並んでいました。(笑)

「韓国ドラマ」もどんどん日本に入ってくるようになると、「韓国ドラマ」コーナーも増設され、「VHS」ビデオテープの時代から「DVD」へと移行していきました。

ここからが更に大変でした。

なにせ、ドンドン「韓国ドラマ」ファンのおばちゃん達が増え、レンタルビデオ常連客が増えてきたんです。今まで観たい「韓国ドラマ」がこのおばちゃんパワーが凄くって全く借りられない!

例えば、テレビで「韓国ドラマ」の連続ドラマが始まります。いいところでドラマが終わり翌週まで待ちきれないんですよね。だから、その先を知りたくって「DVD」を借りにすっ飛んでいくんです。

まず、戦いに勝ったことなかったです。完敗!

全部・・・。おばちゃんたちがレンタルしまっくってる。じゃあ、諦めて、好きな俳優のドラマでも借りようと一度気持ちをリセットするが・・・・。

結果、「全シリーズ借りられている」それもね、レンタルって週末とか5枚で1000円で1週間とか、借りれちゃうわけよね。時間もお金のあるおばちゃんたちが根こそぎ借りきっちゃう。

「おばちゃん、勘弁してくださいよ~。」って帰りの車の中で涙目で騒ぎながら帰宅した経験が何度もありました。

ホントに凄い時代でした。テレビだけでは物足りず、おばちゃん達は旦那様を日本に置き去りにして韓国へ旅行し、「韓国ドラマ」のロケ先を巡るツアーが流行り、韓国ドラマの放送が終わるたびに

「それ、行け~!」ってな感じで日本から韓国へおばちゃんたちが一斉に移動していました。

だから、私も念願かなって数年前に「韓国旅行」してきましたが、どこのお店でも店員が、おじさんおばさんでも みんな片言だけど、日本語話せるんです。ビックリ!おばちゃんパワーが残していったものは大きいですね。

まとめ

「韓流ブーム」は「冬のソナタ」「ペ・ヨンジュン」から始まりました。が、その「ブーム」を作り上げていったのは、「おばちゃんパワー」だということです。

この世の中、おばちゃん達を味方につけると「大ブーム」になりそのブームはずっと続くようにおばちゃん達が守ってくれます。

しかし、そのおばちゃん達に嫌われてしますと絶対にそのブームは消えます。

これは、歌手、俳優、政治家 全ての方々に言えます。

成功したいのなら「おばちゃん」に認められるように頑張りましょう。

     

     

     

     

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